昨日の代表戦、高原のゴールについて、駒野のクロスが絶賛されていた。
だが、それ以前もマイナスに外れまくったクロスなど多く、正直、あれだけ放り込んでいれば1つくらいあたらなくてどうする?といった印象であった。
持ったらクロス「しか」ない選手である。
当然、相手DFも「読める」はず。
あのレベルならそれでも良いのだが、相手がCBの強い世界レベルのチームならことごとく跳ね返されて終わっていただろう。
よっぽど、後半から出場した水野のほうが、多くの可能性を持ったプレーをする。
「どんどん自分から仕掛けることが出来る選手ですね」という解説者のコメントは、駒野のプレーに物足りなさを感じていた証拠だろう。
ただクロスだけ蹴り上げている選手が、dぴして代表レベルなのだろうか?疑問が残る。
もうひとつ。
後半、高原のスルーからケンゴのシュートシーン。そのとき、左サイドにはフリーで山岸がいた。
そのプレーが終わった後、オシムのコメントのリポートが入ったのだが、そのリポーター、レベルの低さが現れていた。
オシムが「パスを出せ」と言っていた?
そうではないだろう。
言いたかったのは山岸が「見えていたのか?」ということではないか。
見えていて、シュート判断であったのか、見えずに打ったのか。
そこはサッカー選手として大きな違い。
その言葉の意味も分からず、ただ「パスを出せ」という低脳なリポートしか出来ない「元日本代表FW」。
解説とは、直訳ではなく、その背景にある考えを「解説」してほしいということ。
見たまま、聞いたままを伝えるのなら、アナウンサーに任せておけば良いのだ。
肩書きなどどうでも良いから、もう自分の考えているレベルの低さを知って欲しい。
まぁ、知っていればはずかしくてメディアに魂など売れないだろうが・・・。
大事なのは、選手の判断。
それも、その場面で一番良いと思われる判断をする、ということ。
それがクロスなのか、シュートなのか、ドリブルなのか、それは選手にしか分からない。
しかし、その「判断」こそが、選手の「サッカーの上手さ」を決めて行くのではないだろうか。
いつになれば、本当の「代表レベル」は現れるのであろう。
中田が去った今、期待を持てる選手は正直見当たらない・・・。